奨学生レポート RMFレポート インタビュー

留学生活一年を終えて。(福田廉之介さん)

福田 廉之介さん/Mr. Rennosuke Fukuda
(専攻楽器ヴァイオリン/violin)

[ 2016.10.14 ]

学校名:ローザンヌ高等音楽院

ロームミュージックファンデーション奨学生の福田廉之介です。いつも皆さんからのあたたかいサポートをありがとうございます。

スイスの音楽学校に留学し始めてもうすぐ1年が経とうとしています。

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始めは語学や食べ物のことなどいろいろな面で不安があり、苦労しましたが、そういったことも慣れてきて元気に生活をしています。

スイスの音楽学校の授業は全てフランス語で、日本とは和声の度数などの書き方が全く違ったので、最初の頃は理解ができませんでした。

でも友達がわからないところを丁寧に教えてくれて学年末最後のテストでは最高得点で、首席で卒業をすることができました。

 

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また、おかげさまでローザンヌ高等音楽院(大学)にも進学することができました。

ローザンヌ高等音楽院では今まで習うことのできなかった音楽史などの授業も新たに加わり、また、室内楽なども大学内でメンバーを作り練習するなど、音楽についてさらに深く勉強をすることができます。

そこで学ぶことを自分の音楽にも表現できるようにしていきます。

 

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この一年ヨーロッパで演奏させていただく機会が増え、また、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団やモスクワ・フィルハーモニー管弦楽団などと、チャイコフスキーホールやドヴォルジャークホールなど大きなホールで演奏させていただく機会も増えました。
こういった経験をさせていただけて本当に感謝しています。
ですが、ホールの最後の列の観客まで良い音が聞こえないといけません。
なので、この一年は特に音を遠くまで飛ばすために体の使い方などを研究しました。

 

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そして日本で演奏会をさせていただいたときに、本番後「ヴァイオリン変わった?」や、「音が出るようになったね」など今まで聞くことのできなかった声をたくさん聞けて、本当に嬉しかったです。
これからは、ヴィブラートの種類などを変えたりして音の種類を増やし、また演奏会に出演させていただいたときに「上手になったね」と言っていただけるように頑張ろうと思います。

これからシニアの国際コンクールにも挑戦して、自分の夢に近づけるよう、練習に励んでいきます。
これからも皆様の変わらぬ厚いご支援をよろしくお願い致します。

 

 

 

 


生活に慣れることも大変だったようですが、そこからの研鑽の成果が素晴らしいですね! ぜひこれからも多くのことを吸収して演奏に活かしてください。