奨学生レポート RMFレポート インタビュー

二年間の感謝をこめて。(福本茉莉さん)

福本 茉莉さん/Ms.Mari Fukumoto
(専攻楽器オルガン/organ)

[ 2016.09.30 ]

学校名:ハンブルク音楽演劇大学

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の福本茉莉です。
二年間の温かいご支援に心から感謝申し上げます。

奨学生の報告会などを通し、様々な年代、様々な専門の世界で活躍されている奨学生の方々と交流させて頂けたことは、私にとって新たな世界を知る一助となり、沢山の刺激を頂きました。

一年ぶりの日本での演奏、ミューザ川崎にて大好きな信頼の仲間たちとモーツァルトの教会ソナタを演奏させて頂きました。ソロリサイタルが普段は多いので、仲間とのリハーサルは新鮮であり、楽しい時間でした。<一年ぶりの日本での演奏、ミューザ川崎にて大好きな信頼の仲間たちとモーツァルトの教会ソナタを演奏させて頂きました。ソロリサイタルが普段は多いので、仲間とのリハーサルは新鮮であり、楽しい時間でした。>


この四月に3個目の国家演奏家資格取得試験を終え、無事3個の試験共に栄誉付きの最高点という成績でオルガンの国家演奏家資格を取得できました。

また、並行して勉強しております教会音楽科での学びも一年の飛び級がこのたび認められ、この10月から最終学年に編入となります。

 

ポーランドのペルプリン国際オルガンフェスティバルに招待され、大聖堂で演奏させて頂きました。<ポーランドのペルプリン国際オルガンフェスティバルに招待され、大聖堂で演奏させて頂きました。>

 

この一年はとにかく必死の日々でありました。

新たにポーランドでデビューし、30回以上のリサイタルを様々な国でさせて頂きつつ、オルガンと教会音楽のダブルメジャーの学び、教会音楽は飛び級を目指していたので二年分の科目を履修し、3回の国家演奏家資格試験、引き続きコンクールへの挑戦のため朝からは大学、夜は様々な教会で録音や練習をさせて頂き、大学の休憩室や教会のソファで仮眠をとるだけという日々は、文字通り自分の限界との挑戦でもありました。

無事こうしてまた一年を終わらせることができ、ホッとしております。

またこのような無謀な生活も、この充実したご支援なしには決して考えられないものでしたので、本当に感謝いたしております。

 

ハンブルク主教会、聖ヤコビでの最後の国家演奏家資格取得試験終了直後の一コマ。大好きな友人たちに囲まれてとても嬉しく、また少しホットした瞬間です。<ハンブルク主教会、聖ヤコビでの最後の国家演奏家資格取得試験終了直後の一コマ。大好きな友人たちに囲まれてとても嬉しく、また少しホットした瞬間です。>

 
来年は、3月に初めて京都にて演奏をさせて頂きます。

指揮の高関健先生と京都市交響楽団の皆様とジョンゲンのオルガン協奏曲を抜粋で演奏させて頂きます、また9月には武蔵野市国際オルガンコンクールのオープニングコンサートを、前回の、また日本人初の優勝者として演奏させて頂きます。

活動拠点は引き続きヨーロッパになりますが、この日本においても一人でも多くの皆様にオルガンの面白さ、魅力をお伝えできるように、また福本茉莉というオルガニストを知って頂けるように、もっともっと前のめりで、引き続き一生懸命盛り上げるべく(私も楽しみつつ)頑張って参ります!

ヨーロッパでの活動範囲も更に拡大し、世界の第一線で音楽を続けていけるように日々研鑽を続け、また活躍を通して結果を出し、財団の皆様にご恩返しができるよう、しっかりと自覚を持ち続け、上を目指して参ります!
オルガンを是非聴きに、コンサート会場まで遊びにいらしてください!

 

 


オルガンの素晴らしさ楽しさをぜひ日本でも広めてください!京都での演奏会、成功をお祈りしています!