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中間レポート(中島諒さん)

中島 諒さん/Mr.Ryo Nakajima
(専攻楽器サクソフォン/saxophone)

[ 2015.11.24 ]

学校名:東京藝術大学大学院

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の中島諒です。

私はこの夏、1月半ほどフランスに行っておりました。日本の夏は、今年はとくに猛暑だったと聞きましたが、フランスも暑い日はありましたが、長袖を着ないと寒くて外に出られないという日もあったほどでした。

演奏会の様子 (2)

この滞在中、7月にストラスブールにて開催された『SAXOPENワールドサクソフォーンコングレス2015』というサクソフォーンの音楽フェスディバルに参加してまいりました。

このフェスディバルは5日間にわたって開催され、クラシック、ジャズ、現代音楽まで様々なスタイルの演奏会がたくさんの会場で開催されるという、楽しい企画でした。

 

EURO100Sax協奏曲2 EURO100Sax協奏曲

 

私は、四つのコンサートに参加し、なかでもEURO100SAXという企画では、100人の若きサクソフォーン奏者と共にソリストとして、演奏させていただきました。

楽曲は、このイベントのためにマーク・フィリップ氏が作曲された『What If』という曲で、このような機会で演奏できたことは、大変光栄であり、素晴らしい経験になりました。

 

ポワティエの新聞

 

8月には、フランスの地方ポワティエにて開催された、ハバネラサクソフォーンアカデミーに参加し、たくさんのレッスンと、演奏の機会がありました。講習会期間中に開催されたコンサートでは、サクソフォーン奏者平野公崇氏の演奏会にゲスト出演をいたしました。

そのことは、現地の新聞で大きくとりあげられました。

 

このヨーロッパ滞在を通じて、音楽はもちろん、日本との文化や、生活の違い、様々なことを感じることができ、大変充実しておりました。

中島 諒


ヨーロッパで素晴らしい経験をされたようですね。クラシカルなサクソフォンの魅力をぜひ日本でも広げてもらえればうれしいですね。