奨学生レポート RMFレポート インタビュー

感謝の気持ちを忘れずに(吉田南さん)

吉田 南さん/Ms.Minami Yoshida
(専攻楽器ヴァイオリン/violin)

[ 2015.10.19 ]

学校名:桐朋女子高等学校音楽科

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の吉田南です。
この1年間、手厚く温かいサポートをいただき、無事に音楽の勉強に専念させていただきことができました。心からお礼申し上げます。

海外の講習会に初参加

<海外の講習会に初参加>

2年前、奈良から東京に出て音楽を専門に勉強すると決心したときは、ただヴァイオリンが上手になりたい思う一心で、こんなに幅広い勉強や経験が出来るとは想像もしていませんでした。

慣れない都会生活で、勉強・生活面でも色々苦労はあったけれど、この夏には初めて独りでの海外も経験させていただきました。

多くの名教授の教えを受けて、音楽の世界では正解が沢山あるということを身をもって学びました。

机上ではソルフェージュや和声、理論の勉強がどれだけ曲の解釈を深めるか、室内楽やオーケストラへの参加がどれだけ表現の幅を広げるか・・・実際に学び体験してみて驚くばかりです。

 

海外でのマスタークラス初参加

<海外でのマスタークラス初参加>

 

そして今、一緒に音楽をする仲間がいること、これも大きな財産です。

仲の良い友達は皆、独自の音楽観や世界観を持っています。

私と違う視点や、豊かな創造力をもつ人たちが傍にいることは、とても刺激になるし楽しいことです。

また、真剣に音楽に取り組む人たちは心が穏やかで安定しています。彼らと同じ時間を過ごすと、音楽にも自分にも素直に向き合える気がします。

 

ピアノトリオの経験

<ピアノトリオの経験>

 

音楽はひとりでするものではありません。

一緒に弾く人がいたり、ひとりで弾いても聴いて下さる方がいたりします。

私の奏でる音で、誰かを楽しませたり、慰めたり、励ましたり、元気にしたり、寄り添ったりできるようになりたい!そう考えると、やはり尊敬できて相談し合え、時には一緒に演奏できる仲間が必要になると思います。

私は今、高校生活でそんな仲間に出会えているような気がしています。

 

これから先もコンクールやオーディションに挑戦することもあるだろうし、駄目な時も良い時もあると思います。

これまで以上に困難なことも沢山あると思います。

その時々で全力で進むけれど、私の目標はコンクールでタイトルを獲ることではなく、人に愛される音楽家になることです。

そのことを再確認できた1年でした。

 

この1年、数々の貴重な経験をさせていただき、自分はどういう方向に進みたいのかを考える時間を持つことができました。

今後は常に充実した音楽を発信出来るように、感謝と謙虚の気持ちを忘れず、明るく元気に精進していきたいと思います。

 

ロームミュージックファンデーションの皆様、1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

 

 


たくさんの仲間に出会えていることが刺激になっているようですね。 ぜひこれからもたくさんの人に音楽を聴いてもらい、愛される音楽家となってください。