奨学生レポート RMFレポート インタビュー

ミュンヘンでの刺激的な日々(岡本侑也さん)

岡本 侑也さん/Mr.Yuya Okamoto
(専攻楽器チェロ/cello)

[ 2014.04.15 ]

学校名:ミュンヘン音楽演劇大学

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の岡本侑也です。
ミュンヘンに住んでから、半年が経ちました。今年のミュンヘンは珍しく暖冬で、雪もほとんど降らないまま、もう春を迎えようとしています。

Herkulessaalにてバイエルン放送響の演奏会

10月に入学したミュンヘン音大にもすっかり馴染んで、充実した毎日を過ごしています。
今師事しておりますWen-Sinn Yang先生はとりわけ素晴らしいテクニックをお持ちの方で、ヴィルトゥオーゾな曲はもちろん、音楽的に内容の深い曲でもより映える効果的な演奏法を教えていただいています。

とても心の広くおおらかな方で、精神的にもいつも気持ちよく本番へ送ってくださいます。

先生が演奏旅行などで長期間いらっしゃらない時は、代わりにバイエルン放送響やミュンヘン国立歌劇場のソロ首席奏者の先生方にレッスンをしていただき、研讃を積んでいます。

 

Yang先生のレッスン風景
Yang先生のクラスでは、月に1、2回、音大の小ホールで試演会が開催されます。
毎月試演会で弾かせていただけることは、自分にとってとても有意義なものになっています。

自分のレパートリーを常にクオリティーの高い状態に保つことや、新しく始めた曲をある一定のペースで仕上げる良い練習になり、非常にやりがいを感じています。

毎回音楽好きな一般のお客様も大勢いらっしゃいますので、単なる発表会としてではなく、実際の演奏会のような良い雰囲気の中で、自分の実力を試すことができます。聴きにいらしている皆様からも、心から音楽を愛していることを舞台上で感じ、弾かせていただく側としても、とても幸せです。

市民の間にも音楽文化が深く根づいていることをつくづく実感しています。

 

ミュンヘン国立歌劇場にて

 

また、ミュンヘンには沢山の著名な音楽家が国内外からいらっしゃいますし、バイエルン放送交響楽団など、ドイツを代表するオーケストラの本拠地でもありますので、日々演奏会を聴きにいく機会にも恵まれています。

最近ではバイエルン放送響の演奏会に伺い、ステージ上で生み出される重厚でダイナミックなサウンドに圧倒されました。

身近で刺激を多方面から受け、このような音楽文化が深く根づいている環境の中でのびのび勉強ができることを、大変感謝しております。
ドイツでの留学を機会に、これからヨーロッパの文化を沢山吸収して、ソリスト、室内楽奏者として信頼され、幅広く活動できる音楽家になりたいです。

そのためにも音楽に関係する芸術やその他の分野についても視野を広げ、自分の中に取り入れていきたいと思います。

これからは国際コンクールにも挑戦し、自分の実力を積極的に試していきたいです。

Yang先生のように日頃から真摯な姿勢で音楽と向き合い、いただいた一つ一つの演奏の機会を大事にしていきたいと思います。

 

 


試演会というイベントは初めて聞きました。月に1~2回、本番があるというのは大変でしょうが、音楽家になる上で必要な経験になるのでしょうね。これからコンクールも挑戦されるとのこと、良い演奏ができるよう祈っています。