奨学生レポート RMFレポート インタビュー

近況報告(渡邊愛さん)

渡邊 愛さん/Ms.Ai Watanabe
(専攻楽器作曲/composition)

[ 2013.10.4 ]

学校名:東京芸術大学大学院

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の渡邊愛(渡辺愛)です。

録音素材を使った電子音響音楽を中心とした作曲を専門としています。

渡邊

2012年はひたすら作品制作の日々でした。

大学のスタジオにて。

 

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佳境に入ると、家に居るのかスタジオに居るのかわからなくなるほど、ほとんど感覚麻痺の状態に至ります。

40分にわたる電子音響作品、サックスとエレクトロニクスのための作品、ヘールシュピール(ラジオドラマ風)作品、音声詩による音響作品…等がこのスタジオで生まれました。

作品は国内はもとより、フランスミュジックでラジオ放送されたり、スペインやフランスの電子音響音楽祭で上演されたりといった国際的な好機に恵まれました。

 

サックスとエレクトロニクスの作品は横浜みなとみらいホールからの委嘱作品で、サックスは大石将紀さんに演奏していただきました。レーザーでの光の演出や、マルチチャンネルの音響空間など、やりたかったことが実現できた幸運なコンサートでした。演奏後の写真です(撮影:藤本史昭)

 

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また、昨秋はサウンドインスタレーションの展示を行いました。

トークイベントでは、自分の作品や来歴について客観的に振り返ることができ、貴重な体験でした。

 

2013年は博士論文提出を翌年に控え、研究に取り組む毎日です。

先日はゼミ内でプレゼンを行いました。

 

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実はこの発表は2回目で、初回の発表の問題点・改善点を先生や同僚と徹底的に議論し、ブラッシュアップしたリベンジ回でした。「よくなった」と言っていただけて嬉しかったです。

「伝える」ことは音楽においても大切な要素です。作品も研究も、伝える人に発見や驚き、感動のあるものでありたいと、改めて感じています。(終)

 

 


音楽以外の演出等、様々なアイディアを生み出す力は素晴らしいですね。体を壊さないように、作曲活動頑張ってください。