奨学生レポート RMFレポート インタビュー

ウィーンより(溝渕悠理さん)

溝渕 悠理さん/Ms.Yuri Mizobuchi
(専攻楽器メゾ・ソプラノ/mezzo soprano)

[ 2013.08.26 ]

学校名:プライナー音楽院

ロームミュージックファンデーション奨学生の溝渕悠理です。
7月に入り、周りの人たちが休暇にでかけたり帰郷したりする中、私はウィーンに残って8月に出演予定の音楽祭やコンクールの準備をしています。

 

schubertwettbewerb

 

 

 

 

春に出場して一位をいただいたシューベルト国際コンクール(シュタイア)の副賞として、デンマークで開催されるシューベルト音楽祭に出演します。

(写真はコンクール受賞時のもの、同率一位のバリトン、ピアニストと。)

 

約10年前に声楽を始めた頃に最も熱中していたシューベルトの歌曲に、年月をかけてあらためて集中して取り組むことに喜びを感じています。

 

3 Hexen
もう一つの写真はプライナー音楽院にてコンサートの合間に撮ったもの、真ん中に立っているのが私の恩師であるLjerka Cencic 女史です。

彼女のご主人Maksimiljan Cencic 氏が指導に当たっているこのクラスは、ゼメスターごとに計画したオペラを最初から最後まで他の役も含めて勉強し、自分のレパートリーを確立する、という趣旨で、たとえば突然出演の依頼が来たときに対処できるように、といった想定のもとに運営されています。

 

 

私は8月にグムンデンで開催される音楽祭のCosi fan tutte でドラベッラを歌う予定ですが、この話をもらったのも公演1カ月を切ってからで、まさにCencic氏のもとで取り組んだ日々が役立ったわけです。
こうした活動を支えてくださるロームミュージックファンデーションに感謝すると同時に、今後も様々な分野で挑戦し、歌う機会を増やしていきたいと思っています。

 

 

 


オペラの最初から最後まで他の役も含めて勉強する、というのはかなり大変そうですね。レパートリーを増やして様々な場面でご活躍されるのを楽しみにしています。