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活動報告

工藤 奈帆美さん/Ms.Naomi Kudo
(専攻楽器ピアノ/piano)

[ 2013.07.1 ]

学校名:マネス音楽院

ローム ミュージック ファンデーション奨学生の工藤奈帆美です。
ニューヨークのマネス音楽院で授業やレッスンを受け、様々なオーケストラ、室内楽、素晴らしい独奏者の演奏会に足を運ぶ毎日です。
メンロー音楽祭
最近はアンドラーシュ・シフ氏のオール・バッハ・リサイタル(フランスとイギリス組曲全曲など)に大変感銘を受けました。2011年と12年に英国ロンドンと米国カーネギーホールで彼のマスタークラスに参加しましたが、芸術家としての彼の志の高さには感動しました。
今年3月には南カロライナ州でジュリアード音楽院が主催している「ジュリアード in エイケン」というフェスティバルに参加しました。
5年目のフェスティバルですが、クラシック音楽だけでなく、ジャズや演劇、また、2009年に創立されたバロック学部の学生達が演奏を披露同じジュリアードの学生達がそれぞれ独自な分野を追求している姿を目にでき、大変刺激的な時間でした。
ピアニスト、ウーハンとの連弾

3月末にはサンフランシスコで開催されているミュージック・アット・メンロー音楽祭の冬のレジデンシーに招かれ、ソロや室内楽の演奏会のほか、市内のメンロー学校で中学や高校生のためにも演奏させて頂きました。クラシック音楽に触れた事が無い子供がほとんどでしたが、大半が真剣に耳を傾けてくれ、とても嬉しく思いました。
メンロー音楽祭にて室内楽
メンロー音楽祭とニューヨーク市リンカーン・センター室内楽ソサイエティのディレクターである台湾出身のピアニスト、ウー・ハン氏とピアノ連弾の共演が出来たことは貴重な経験で、とても勉強になりました。
エルカミノユースオーケストラとの共演
また、サンフランシスコ郊外のエルカミーノ・ユース・オーケストラとショスタコビッチのピアノ協奏曲第1番を弾きました。ピアノとトランペットと弦楽器オーケストラのための協奏曲ですが、トランペット奏者はカナディアン・ブラスのメンバー、ブランドン・ライデナワー氏でした。
ショスタコーヴィチが27歳の時に作曲された曲ですが、時にはベートーヴェンやハイドンのメロディを加え、実にユーモアあふれ、大変パワフルな作品です。初めて演奏しましたが、とても楽しい経験でした。
この5月から7月には、イギリス、ノルウェー、デンマークと米国での音楽祭でソロと室内楽の演奏の機会を頂いており、大変楽しみにしています。ローム ミュージック ファンデーションの御支援のお蔭で、これまで大変有意義な勉強をすることが出来ましたことに、心から感謝しています。
今後も音楽の感動と素晴らしさを様々な人に広げていけるよう、毎日努力致します。有難うございました。
工藤奈帆美

ソロ、連弾、室内楽、オーケストラとの協演。素晴らしい経験をされているようですね。ぜひ日本の皆さんにも工藤さんの演奏を聴かせてください。