スカラシップコンサートVol.5を開催!
RMFレポート
[ 2014.09.3 ]
8月29日(金)、Vol.3、Vol.4に引き続きVol.5を開催し、2014年度のスカラシップコンサートの幕が閉じました。
今回も、コンサート前に2014年度奨学生の認定式と2012・2013年度奨学生の報告会を実施しました。
今回のコンサート出演者は計6名。それぞれソロの演奏を披露しました。
まず初めに登場したのは海外での研鑽歴も長く、国内外のコンクールで第1位を受賞している等実績を持つピアノの吉田友昭さん。
W.A.モーツァルト作曲の「ピアノソナタ第18番」を演奏しました。
次は京都出身のチェロ奏者、加藤文枝さんでJ.ブラームス作曲の「チェロソナタ第2番」より。
国内の様々なオーケストラとも共演しており、これからの活躍が期待されます。
次に演奏したのは、デュオでの活躍も華々しいフルートの阿部礼奈さん。
F.ドップラー作曲の「ハンガリー田園幻想曲」を演奏しました。
そしてここからは二連続でヴァイオリン、しかも曲はビゼー作曲の「カルメン」をテーマにした二人の作曲家の作品を演奏というプログラム。
まずは山根一仁さんの演奏で、P.サラサーテ作曲の「カルメン幻想曲」。
演奏会、そしてテレビ等でも素晴らしい活躍をされている山根さん。楽しそうに演奏している姿が印象的でした。
次の「カルメン」は、F.ワックスマン作曲の「カルメンの主題による幻想曲」。
国内外で活躍をされている藤江扶紀さんの演奏でした。
この2曲のプログラムによる競演にお客様からは大きな歓声と拍手が起こりました。
そして最後に演奏したのは国内外のオーケストラと共演実績もあるピアノの齊藤一也さん。
F.ショパン作曲の「スケルツォ第4番」を演奏しました。
<終演後の出演者によるカーテンコール>
お客様からは、
・最高に良かった!
・ローム ミュージック ファンデーション、演奏家、聴衆が一体となったコンサートで好感を持ちました。
等のお声をいただきました。
そして、コンサート終了後には奨学生同士の交流のための懇親会。
お互い積極的に話をされ、懇親会終了時には仲も深まっていました。
これからローム ミュージック ファンデーション奨学生という繋がりの中で、新たな音楽が生まれると素晴らしいですね。
ぜひこれからの活躍に期待大です!
<出演者達のサイン>
2014年度のスカラシップコンサートは今回のVol.5で終了しましたが、11月28日(金)には京都コンサートホール 小ホールにて過去に支援した奨学生によるコンサート、「フレンズ コンサート」が開催されます。
それぞれがプロとして世界で活躍をされている元奨学生による豪華共演もぜひお聞きください!