RMFレポート インタビュー

山根一仁さんにインタビューしてきました!

インタビュー

[ 2015.09.14 ]

2015年9月13日にローム株式会社が協賛する「第19回 京都の秋 音楽祭 開会記念コンサート」が京都コンサートホールにて開催されました。

今回の演奏会のソリストは、2012.2013年度のローム ミュージック ファンデーション奨学生、山根一仁さん。

終演後にお話をお伺いしてきました。

 

プレゼンテーション1

 

山根一仁さんのプロフィール及び近況

2010年 第79回日本音楽コンクール第1位、レウカディア賞、黒柳賞、鷲見賞、岩谷賞(聴衆賞)、増沢賞受賞。第60回横浜文化芸術奨励賞最年少受賞。2012年 岩谷時子音楽財団第2回Foundation of youth賞受賞。桐朋女子高等学校音楽科(共学)全額免除特待生。

 

~公演終了後 楽屋にて~

 

Q:今日のコンサートのご感想からお願いします。

指揮者の高関健先生と京都市交響楽団(以下、京響)のみなさまという素晴らしいチームとご一緒させていただき、リハーサルの時から温かな雰囲気の中で思いっきり自由な心で表現することができました。

最高のバックアックの中、ショスタコーヴィチの世界に入り込むことができました。

この曲はショスタコーヴィッチが想像を絶する抑圧の中、密かに書き上げた暗い時代の影が深くある楽曲ですが、今、こうして自由に弾くことができる喜びを感じながらいつも向き合っています。

ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲一番は3歳の頃から何回も夢中で聴いていた大好きな曲です。ヴァイオリンを始めるきっかけにもなった曲で、これまで弾いてきた曲の中で一番思い入れがあります。その曲を今回高関先生と京響のみなさまと、この美しい都、京都で演奏ができたことが嬉しかったです。

 

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Q:奨学生時代(2012年9月~2014年8月)の思い出を教えてください。

おかげさまで、国内外で充実した演奏活動に励むことができました。と同時に、楽しい高校生活も送ることができました。学校に行くことができない時も多くありましたが、文化祭や体育祭などの行事にも積極的に参加したり、学校の仲間と一緒に登山をしたり、海に行ったり・・・今、思いおこしても、かけがえのない素晴らしい時間だったと感じています。

 

Q:スカラシップコンサートでは、何か思い出がありましたか。

昨年のローム ミュージック ファンデーションのスカラシップコンサート(2014年8月29日開催~Vol.5)に出演させていただいた際には、音楽を愛する京都のおもてなしに、とても感動しました。

コンサート後の懇親会では、京都副市長の藤田様にお会いして、今日の開会記念コンサートのお話をいただきました。

出演者の方が多く、その時は全員と話せなかったので、その後に奨学生のみんなでボーリングに行って親交を深めました。

帰りは、今年のコンサート(2015年8月28日開催~Vol.8)にも出演していた田村響さんが途中まで車で送ってくださり、とても楽しい時間となりました。

 

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Q:今後、どのような音楽活動を行っていきたいですか。

僕は周りのたくさんの方々に支えられて、今、こうして音楽を表現する機会をいただいているのですが、そのことに感謝を忘れず、さらなる高みに向けて精進していきたいと考えています。

これからも音楽を心から楽しみ、幸せや喜びを感じながら自由に表現していきたいと思います。

10月からドイツに留学します。

多くの作曲家たちが住んでいたヨーロッパで生活をし、風景、その土地の文化、言語などに触れて、さらに新しい何かをつかんでいきたいです。

 

Q:中学生の時に日本音コンで優勝(中学生の優勝は26年ぶり)されてから、若くからバリバリと演奏活動をされているわけですが、今の中学生や音楽を始められた方に向けてメッセージをお願いします。

今20歳の僕が語ることでもないと思うのですが(笑)。

小さい時を思い出すと、毎日がとても新鮮だったと感じます。

僕は自然の中でよく遊んでいました。

池でザリガニ釣り、山へ行って山菜探し、海でひじき狩りもしました。

週末にはよく川に行って川辺でごはんを作って食べました。

小学生のころはよくサッカーをしたり、自転車で冒険、秘密基地作りに夢中になったり、友達と電車を見に行ったりして本当によく遊びました。

家族や仲間とたくさんの経験をしたことは、今、音を表現することと密接につながっている気がしています。

もちろん、勉強、練習も大切ですが、よく遊んで感じ、よく寝て充電し、よく食べて感動する、をお勧めします!(笑)

そして、音楽を、とことん楽しんでほしいです。先程もお話ししましたが、やっぱり音楽って“音を楽しむ”ものですから。

それを忘れてしまうのはもったいないと思います。

 

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Q:山根さんにとってヴァイオリンとは?

音色が自由自在で無限の可能性が秘められていると思います。

ヴァイオリンは僕にとって、自分を表現する最高のパートナーです。

たくさんの皆さまにご縁をいただき本当に感謝しています。

 

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この公演終了後、10月からドイツ・ミュンヘンに留学中の山根さん。これからの活躍がますます楽しみです!