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学フェス日記その8~アメリカ&日本、そして感動のフィナーレ~

RMFレポート

[ 2018.05.31 ]

2018年5月30日、学フェス最終日はアメリカの学生、日本の学生によるステージの後、参加学生によるオーケストラと合唱でフェスティバルは最高潮を迎え、幕を閉じました。

まずはアメリカの学生による弦楽四重奏の演奏。

ハイドンの弦楽四重奏曲「皇帝」を演奏し、一糸乱れぬアンサンブルを披露しました。

続いて日本のヴァイオリニストとピアニストの学生によるクライスラーの「愛の喜び」やヴィターリの「シャコンヌ」の演奏で会場のお客様を惹きつけました。

そしてフィナーレでは、ロシアの学生による指揮、参加学生によるオーケストラと合唱で、「音楽で巡る世界の国々」と題して今回の学フェス出演国の作曲家作品を演奏するステージを披露しました。

ワーグナーの「ニュルンベルクのマイスタージンガーより第1幕への前奏曲」で堂々としたオープニングを披露し、バーンスタインの「ファンシー・フリーより3人の水夫の登場」ではジャジーなピアノソロもあり、楽しいステージで客席を沸かせました。

 

そしてソリストとしてメゾソプラノやバリトンの学生と、日本人学生による合唱も入り、最後はシュトラウスⅡの「こうもりよりシャンパンの歌」を披露して本編は終了しました。

熱気冷めやまぬ会場からの熱烈なアンコールを受け「フニクリ・フニクラ」を演奏した後、オーケストラのステージでは出番の無いピアニストと作曲の学生たち全員も合唱で参加して「ふるさと」を演奏し、大きな感動と共にフィナーレの幕がおりました。

今年も世界各国の学生が参加し、「音楽」というツールを使い交流を深めました。

ここで生まれた音楽や絆は彼らにとって貴重なものとなったことでしょう。

彼らのこれからに期待です!