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学フェス日記その6~フィンランド&ドイツ~

RMFレポート

[ 2018.05.29 ]

5月28日、学フェス3日目はフィンランドとドイツの学生が中心となたコンサートが行われました。

まずはフィンランドの歌の世界から。

ピアノの学生の伴奏にのせてメゾ・ソプラノ、バリトン、それぞれの歌唱でシューベルトの「ます」やジルヒャーの「ローレライ」、そしてフィンランドの作曲家シベリウスの「それは夢か」などを披露し、その美声に大きな拍手が送られました。

ドイツの学生はヴァイオリンとピアノが参加し、ベートーヴェンの「ロマンス第2番」、ストラヴィンスキーの「イタリア組曲」を披露。

情感豊かであったり、軽やかであったりと様々な表情を見せた演奏となりました。

そして合奏では、日本とアメリカの学生も参加してビゼーのオペラ「カルメン」のハイライトを演奏しました。

弦楽アンサンブルにピアノが入った編成で歌手が歌うこの形は学フェスでは最早定番、「カルメン」の世界を楽しみました。

演技も付けたこのステージは大盛況で、最後のアンコールは「カルメン」のメドレーで華やかに終わりました。

学フェスも残るは後2公演。

終わってしまう寂しさもありますが、学生たちの気持ちは更に高まっていっていますので演奏が楽しみです。

 

写真撮影:佐々木卓男