玉井 菜採 Natsumi Tamai (ヴァイオリン)

<出演にあたってのコメント>
秋の夕べに、弦とピアノによるロマン派の室内楽の名曲をお届けします。
若き日のブラームスはシューマンにその才能を激賞され作曲家として表舞台への道を歩き始めます。
同様にブラームスに紹介され出版した「スラブ舞曲集」の成功で、ドヴォルザークの名は一気にヨーロッパ中に知れ渡りました。
音楽の歴史もあとから紐解くと、大切な人との出会いというものが強く印象づけられます。
今回のメンバーは普段の活動場所も、年代も様々ですが、ローム ミュージック ファンデーションにご支援いただいた“ローム ミュージック フレンズ“として、
その時に得た学びや経験、そして、それを礎にその後培ったものを、心を込めて素晴らしい作品の中で響かせ合いたいと思います。